2011年3月27日日曜日

今私に出来ること

今回の東日本大震災は多くの方々の尊い命が奪われる、未曾有の大惨事となり、今なお被災地では多重苦の中、不便な生活を強いられている方々が沢山いらっしゃいます。
また、そんな逆境の中で被災者の方々が自ら立ち上がり『明けない夜はない』と希望に向けて助け合い、励まし合いながらひた向きに生活をする姿には胸を打たれます。

この苦境で沢山の失望があったことでしょう。
けれども、沢山の奇跡や命の誕生など、マンパワーや希望、人の絆を感じる事のできる感動のドラマもありました。

そして被災地にいない人々も日々の報道に涙を流し胸を痛め、誰もが『自分に何が出来るのだろう』『何かしたい』そう思っているのではないでしょうか?
私も震災直後は不安と焦りで何も出来ない自分に苛立ち無力感に苛まれました。

そんな時に前々から予定していた沖縄旅行に行きました。
不謹慎ではないかと悩みながらも、両親へのプレゼントとしての旅行だったので行くことにしました。

飛行機の中から見下ろす雲。
雲の上は晴れ渡り別世界なのに、この雲の下には多くの悲しみと不安と恐怖が溢れている…

そう思った時に娘が笑顔でイヤホンを私に差し出しました。

耳をあてると、私達の師匠『たにぞうさん』の歌が…
『やればできる!そんな気持ちで…さぁ今日からスタートー』

と希望に満ちた歌声が…思わず涙がこぼれました。

今まで『笑うこと』にさえも罪悪感を感じていたけど、この無邪気な笑顔の子ども達と両親と楽しむ事を決意した瞬間でした。

こうして家族の笑顔に包まれて過ごした沖縄旅行。

帰宅した私はすっかり頭をクールダウンすることが出来ました。
私がやるべき事が見えてきました。

報道ばかり見ては眉間にシワを寄せて子ども達に被災地の様子を話してはお説教をしていた日々にピリオドを打ち、我が家らしく笑いに満ちた日々を取り戻したいと思えるようになりました。

私が笑顔になれば家族は笑顔になる!
先ずは一番大切な家族を笑顔にしよう。

そして大切な仲間『レインボーズ』のメンバーを笑顔にしよう。

私が元気になれば家族がレインボーズが笑顔になる!

レインボーズが元気になれば、ボランティア活動で周囲の人たちが元気になる!

テレビで誰かが言ってたけど『こんな状況で無力感を感じるかもしれないけど、そんな必要はない、周囲の人たちを笑顔にすることで、巡りめぐって被災地まで笑顔の輪が広がってゆくんじゃないか?』

今私に出来ることは身近な大切な人たちを笑顔にすること。

自分に元気がないのに誰かに『笑顔とパワーを届けたい!』なんて思えない。

私の元気が伝染してレインボーズの皆が元気になったら、東京に避難して来ている被災された方々の為に何か出来ることが具体的に見えてくるかもしれない!

今目の前にあること、自分に出来ることを一生懸命やっていけば、必ず支援に繋がると思うから♪

もちろん義援金もまだまだ必要ですよね。
今回の震災で孤児になってしまった子ども達も多数います。

その子達の教育費生活費…

そして復興への長い道のり。

莫大な費用がかかります。

私達一人一人が自分に出来ることをすればいいんですよね。

今ある『当たり前の日常』がどんなに幸せなことなのかをしっかりと胸に刻んで、敏感になりすぎず、楽しむ事に罪悪感を抱くことなく、笑える人は笑えばいい。
お金を使える人は使って『経済の活性化』に貢献すればいい。

そして、大切な仲間が教えてくれた。
『レインボーズにはパフォーマンスという武器がある』

レインボーズらしくレインボーズに出来ることをやればいい!

複雑な想いが人それぞれあるし、賛否両論ある中、自分の心の声に耳を傾けて、感謝の気持ちを忘れずに家族や仲間とともに前に進んでゆきたいなぁって思います!

長くなりましたが、そんな気持ちで最近レインボーズの活動を再開させました!

今後想いを形に出来るよう行動していきたいと思います!

『明けない夜はない』想いは一つ!
立ち上がれ日本!

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